第23話 「消えゆくイノチ」(BlogPet)
2005 / 09 / 30 ( Fri ) 一瞬曇る彼の持っています、織葉と鬼児を召還する星史郎がサクラの羽を打ちます
Xと同じなんだね、この言葉、彼らはこの国は・・・ さらに龍王が続けたこの言葉、彼らはこの国の正体をどうやら知っているファイには不利な状況ですが、サクラと小狼には第24話「消えゆくイノチ」 です だって♪ *このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。 スポンサーサイト
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ロコモコ
2005 / 09 / 30 ( Fri ) ロコモコってなんだろう?名前は聞いたことあるけど分からない。まあどこか海外の料理でしょ。やるきばこに収録されている「月踊亭にて」をプレイしながら、そう思っていました。そうして特に気にすることも無く過ごしていたのですが、ある夜、家に帰ったらハンバーグと卵と小分けされたごはん、そしてボールに入れられた野菜が置いてありました。 アイスとかチョコレートとかだと嬉々として飛びつく私ですが、実はあんまり食べることに興味ありません。毎日あんまりメニューも気にせず食べています。料理は正直なところ10年来マトモにやったことありません。実家万歳! いつものようにのろのろと着替えをして、食卓につきます。帰ったときに見た食材達は、一つのお皿にまとめられていました。 「今日はロコモコだから」 ロコモコ?これがそうなんだ。 「デミグラスソースは邪道だし、お前が嫌いだからグレイビーソースにしているのよ」 はあ?いや初めてなんで、どんなもか分からないのですが・・・。食べてみると意外とボリューム満点です。おいしいことはおいしいのですが、食の細い私には重たい重たい。聞けばこのロコモコ、ハワイのローカルフードで地元の人は朝食べるとか・・・。凄いですね。 |
スクラン ♯148
2005 / 09 / 29 ( Thu ) スクールランブル♯148「SANS TOIT NI LOI」です。塚本家での居候漫画編の続きです。今回いきなりお話が急展開します。ああこう繋げていくのね、なるほどというのが正直な感想。 朝、何故か塚本家の前で簀巻きにされた播磨君が目を覚まします。作中では冬休み、いくら布団にくるまれているとはいえ死ねます。なんで彼がこんな目に遭っているのかというと、天満が昨夜八雲の部屋に忍び込んだ彼を目撃していて、妹を守るために行動を起こしたからでした。 伊織に無視され、子供達にもボロボロにされ、大変です。なんとか中に戻ったものの、天満の反応は冷たいです。さらに原稿など自分の荷物がないことに気付いた播磨君が、彼女に問いかけると、「離れに移しといたわ」という返答。疑問に思いつつも扉を開けると、庭に設置されたテントが一組設置されています。 豹変した姉の態度に妹、八雲もとまどい気味です。ついには八雲に近づくことまで禁じられた播磨君はその理由を尋ねますが、返ってきたのは「胸に手を当てて考えなさい」というコトバ。ここで都合良く解釈するのは、いつもパターンです。自分と八雲を間違えたことを彼女は怒っている、そう思った彼はその夜、天満の部屋を訪れます。 「今度こそお前の番だ」 ちょっとホラータッチなのが笑えます。 次の朝、とうとう彼は塚本家を追い出されます。行くアテはありません。クリスマスムードで盛り上がる商店街で、再び彼の妄想が・・・。とうとうベコちゃん相手に一人芝居を始めます。それを見ていた美琴に声をかけられ、必死でごまかします。 「……あのサ、よかったら家くるか?」 そう言って彼女は花井の道場に来るよう誘います。しかし彼はその申し入れを断ってしまいます。 生活費を稼ぐため、ティッシュ配りを始めます。これって儲かるのですかね。ちょっと疑問です。テンション下がりぱなしの彼は何をやっても上手く行かないようで、通行人とぶつかりティッシュをぶちまけてしまいます。力無く散乱したそれを拾い集めます。そこへ再度美琴が現れ、手伝ってくれます。 「道場でやるクリスマス会の食材がいっぱいでさ、運ぶの手伝ってくれてもいいだろ?」 その夜、結局道場に厄介になることになった播磨君は、美琴の案内で奥に入っていきます。この2人最近あまり絡まないのに妙に気前いいなと思ってたら、もう一人道場に泊めてもらっている人物がいたからでした。1人も2人も同じと語る彼女の視線の先にいるのは、♯146で意味深な発言をしていた愛理ちゃんでした。 愛理ちゃんが前回全くスルーされていたので、どうなることやらと思っていましたが、バッチリ絡んで来そうです。楽しみです。やっぱり旗展開というか沢近vs八雲がやっぱり好きなので。 今回のタイトル元ネタは「冬の旅(さすらう女)」です。珍しくフランス語タイトルですね。実話を元にした映画のようです。簀巻きにされた播磨君と行き倒れて死んだ少女、近いようで遠いような・・・。 |
ペプシ
2005 / 09 / 28 ( Wed ) やっぱり自分馬鹿でした。ほとほと呆れる・・・。例のペプシの奴です。炭酸は駄目なの自覚していながら、買っちゃいました。予想通りの展開です。ただまだ売っている(しかもかなり残っている)のは想定の範囲外でした。やっぱり田舎だから?
「GET!! ガンダム シード」オンパックキャンペーンのペプシツイスト缶ですが、当然おまけはシンをチョイスしました。一瞬イザークやら、イザークやら、イザークに手が伸びそうになったのは、某所の影響かも知れませんけど、迷いを断ち切り、無事もっさり頭の彼をお持ち帰りしました。 それはそれで良かったのですが、問題はコーラです。私はコーラはほとんど飲みません。特にペプシは、子供の頃父について行った武道館(あの東京の有名な奴じゃないですよ。地元の奴です)で、勝手に買って飲んで怒られた(当時ペプシは珍しかったので、ついやった、でも飲みかねた)記憶しかありません。本当に炭酸駄目です。微炭酸は克服(ちょっと痛い)しましたけど。 そんな私がコーラを買っても、家に帰るまでに飲んだのは、たった2口。家に帰るなり母に「ごめん、買ったけど飲めなかった」と言い残し、冷蔵庫に放置しました。さすがになんだか気が引けますので、夕食後もう1口だけ飲みました。いっぱいいっぱいです。 しかし、私には策があります。所詮は炭酸です。敵は放置してたらそのうち消えます。後に残るのは気の抜けたあまーい飲み物だけです。多分ほとんどの人はここで引くと思いますけど、自他共に認める甘党の私にとっては、へっちゃらです。もう勝ったも同然です。 |
ルナマリア・ホーク
2005 / 09 / 28 ( Wed ) ルナマリア・ホークといえば、ガンダムSEED DESTINYのヒロインです、多分。主人公のシンの恋人だからまず間違い無いでしょう、普通なら。人気も高いです。フィギュアとかすぐ売り切れるそうです。 でも、TVみていますと、前作の主人公キラ・ヤマトが主人公で、同じく前作のヒロインであるラクス・クラインがヒロインにしか見えません。とっても不遇なのです。前作ではヒロイン候補は、ラクス、カガリ、フレイぐらいしかいませんでした。しかし今のDESTINYでは、、死んじゃったフレイは別として、前作の2人に、新キャラのステラ、メイリン、ミーアとライバル多すぎです。あげくの果てには、毎回台詞がほとんど無いというヒロインとしていささか疑問な事態にも陥ったりしました。 そんな彼女も3クール後半に入って・・・やっぱり扱いは向上しませんが、転機が訪れます。これまで目下の最大のライバルであったステラが退場、向かうところ敵なしかと思われました。しかしこの後注目されたのは、アップにしていた髪を下ろしてアスランと逃亡した妹メイリンでした。折角のチャンスだったのですが、萌えには勝てません。また不遇の時代が続くのでした。 4クール目では、何故かシンと恋人関係になったり、ガナーウィザードとの相性の悪さを証明するかのようにソードインパルスで活躍しちゃったり、数少ない見せ場を作るのですが、どんどん地味になっちゃっています。折角彼氏ができたというのに、その彼はなんだか綺麗な男の友達とばかり仲良くしてしまいますし、その友人からは冷たく扱われたりと色々大変です。 終盤に近づくほど、よく分からないキラとラクスと仲間達に特化した脚本が展開され、映る事に死亡フラグが立ちまくっている始末です。出る度にドキドキします。そしていよいよ迎える最終回、本当に死んじゃわないか心配で堪りません。 そんな不憫なルナマリアさんの無事を祈りつつ、今週の種運命を見ていこうと思います。がんばれルナマリア! |
EMOTION
2005 / 09 / 27 ( Tue ) ラクス&ミーアのスーツCDには、2曲ミーアの曲が入っています。Quiet Night C.E.73とEMOTIONです。Quiet~の方は、前作でラクスの歌っていた「静かな夜に」のアレンジヴァージョンで、ミーアのアタシ嘘だからちょっとちょっと気がひけるけどーという言葉と裏腹に本家を圧倒するインパクトを与えた曲です。EMOTIONは新作ですが、詩の内容がミーアとラクスの関係を暗示するようなものが多く、彼女らしい曲だといえます。結局この2曲が示しているのは、ラクス=本物、ミーア=偽物の構図です。
Quiet Night~では、単にオリジナルとカバーという関係でした。実際この曲が本編で流れた時のミーアは、ラクスの姿形を真似て行動していますが、あくまで人々が見ているのはラクスであり、オリジナルがあって初めて形をなすものだったといえます。わかりやすく言うと主と従ですね。 しかしEMOTIONになると、影から光へ、裏から表へと出ようとするミーアの意志のようなものが垣間見えます。ラクスであってラクスでない、ミーアであってミーアじゃない、本来同じであるべきものが、別のものに変わろうとしているそんな印象を受けます。ラクスというものは別に存在するのに、彼女の作りあげたラクスが独り立ちし始めている状態ですね。 歌詞を見るとその様子が分かも知れません。1番では、ラクスの偽物になるまでの課程と彼女を演じることの喜びが、2番では、ラクスと同化していきつつも自分こそがオリジナルだという主張が描かれているような気がします。ちょうど47話の日記で言えば、出だしの部分からライブコンサートの辺りまでとシンクロしつつも、その後にミーアが感じる想い-「今いるのはアタシ!」というところまでを暗示させるような内容になっています。 従って順番的には、作品の中でもQuiet Night C.E.73→EMOTIONの順で作られたと見ていいと思います。ただライブコンサートの中で歌われたかどうかについては、制作者のみぞ知るといったところですかね。 |
SUIT CD vol.8-Quiet Night C.E.73をめぐる第四幕
2005 / 09 / 26 ( Mon ) 今日は今日はもう大変!家に帰ったらスーツCDあるなんて、すんご~い!ホントに買って来てくれるなんて。発売日(22日)は自分の欲しいゲームが無かったからって、ずっとぶすっとしてたけど、でも、普通の女の子捨てちゃって腐の世界へ行っちゃった人だもんねー。普段からかわいがってた甲斐があったよー!! ちょっとミーア調で始めてみました。この度、ラクス派の妹とミーア派の私が共同戦線(妹-動く人、私-お金だす人のいつものパターン)で、スーツCDのvol.8「ラクス・クライン×ミーア・キャンベル」を手に入れることに成功いたしました。ウチは田舎で、ヲタの文化も浸透していない未開の地です。こんなマニアックなCD、店舗で探すのは非常に難しいという以前に入荷していなかったりします。まあ発売日は当然無理なんで、3連休にいろいろ動かした(自分で動けよ)のですが、成果ゼロ・・・。そんな状態での入手なので嬉しさ倍増です。 このスーツCDですが、ジャケットとか仕様とかは写真で見て知っていたのですが、実際手に取ってみるとやっぱりいいですね。特に外カバーにラクス、中の歌詞やら書いてある方にミーアが配されているところなんか最高です。取り出したとき、ミーアだけになりますもんね(馬鹿)。EMOTIONじゃないけど、光と影といった雰囲気でいいです。 そして、一番聞きたかったQuiet Night C.E.73ですが・・・こんな曲でしたっけ?もう30話も昔のことなんで、細かいところすっかり忘れてました。大好きな曲なのに・・・。ちょっと物足りない。何でかなと思ったら、「ザフトの皆さ~ん」がないからですね。やっぱりライブが一番。あ、でも心配は必要ありません。そのあとのミニドラマ「秘策」で、雰囲気はでてきますから。この中のラクスは可愛くて黒いです。あとバルトフェルト隊長最高ですね。 1.Quiet Night C.E.73 中身こんな感じです。Life Goes Onも好きですし、EMOTIONに至っては、47話の録画を毎日見ているぐらいハマっています。 そして、夜中カラオケヴァーションを聞きながら、歌っていました。お、自分結構リズムあってるじゃんとか馬鹿なことを考えながら・・・。 |
だまされたー
2005 / 09 / 26 ( Mon ) 泡々な感じが大好きで、ボディウォッシュにはダヴを愛用しています。それはもう4年くらい。ずっと、ボトルを詰め替え詰め替え使ってきました。でも最近なんかおかしい。泡立ちが悪いなー、そう思いつつも何の疑問も無く過ごしてきました。 今日お風呂に入って、いつものようにワンプッシュ。あれ?ちょっと色違ってない?なんだかおかしいです。体を洗い始めると余計違和感が広がります。なんでだろう、香りも違う。 そういえば私、最近詰め替えしてない。まさか・・・。 そう母が勝手に別のと入れ替えてたのです。わざわざ別のボトルにしてるのに。 ひどい・・・。だまされたー。もう! |
交響詩篇エウレカセブン 第23話
2005 / 09 / 25 ( Sun ) 交響詩篇エウレカセブン第23話「ディファレンシア」です。宗教問題とテロ、それによって引き起こされる偏見と差別、ヴォダラクの悲しい側面とレントンが向き合うお話です。居心地のいい場所で浸るだけの甘えた話にはなりません。エウレカっていつもながら重いですね。 ビームス夫妻の艦で働くレントン君は、誉められたり、関心されたり、居心地良さそうです。このことがゲッコーステイトで自分が何ができていたかを見つめ直すきっかけになっています。ビームス夫妻の懐の深さに触れ甘えるだけではないのがちょっと好感持てますね。 「男の子がいるんだもん、アタシも気をつけなきゃ、ごめんね」 レイはそう言うと、洗濯機から自分の下着を取りだし去ります。 「居心地良すぎます」 すっかり鼻の下を伸ばしているレントン君、やっぱり君は駄目っこだー! 仕事で街に降り立つビームス夫妻とレントン、何かを運ぶのが目的のようです。テロ警戒警報が発令されている物騒な所のようです。車で向かったの病院でした。テロで怪我した人が大勢運ばれています。 3人はとある病室を訪れます。そこにいたヴォダラクの夫妻が依頼主です。命の消えゆく彼らの娘を聖地に運んで欲しいということです。でも彼女にはまだ生きる道が残されていたのです。ただ今起こっているテロは一部の過激なヴォダラクが原因であり、その煽りを受け彼女の生命維持装置は外されたということです。そう語るチャールズ達の言葉に、レントンは納得できないようです。 「永遠の命なんてあり得ない。人は壊れたら2度と元には戻らないんだ。だから、だから、だから、死んだらおしまいなんですよ!あの娘だってきっと」 人を殺してしまったからこそ、命の大切さに気付いた彼は、そう言い捨て立ち去ります。 「年頃の息子を持つってのも難しいもんだ」 そう語るビームス夫妻の表情はまんざらでもなさそうです。 レントンは彼女の主治医を見つけだし、生命維持装置を戻すように頼みますが、既に別の患者に移された後でした。それでも納得できない彼は、ヴォダラクの少女の両親が医師に挨拶するために病室を出たのを見計らって、彼女を別の病院に連れて行くため、行動を開始します。 少女がいなくなったことで慌てる両親ですが、チャールズは何か思い当たるフシがあるようです。 「ったく、年頃の息子って奴は」 レントンが犯人だってちゃんと分かっているようです。 エウレカは随分体調が良くなってきているようです。ミーシャは彼女に病室から出る許可を与えます。 「ね、ミーシャ。レントンはどうしてる?」 咄嗟に、今日は見てないと嘘をつくミーシャ。 「恋って何?」 言葉に詰まるミーシャ。病室を出た彼女は、ホランド、タルホ、ハップらと対策を練ります。このまま彼女にレントンの不在を隠し続ける訳にはいきません。ホランドが彼女に告げることになります。病室の前で、かける言葉について悩むホランドですが、突然出てきた彼女に堪らず嘘をついてしまいます、レントンはタルホとヒルダと一緒に買い出しに行ったと。 エウレカが出てきたことで子供達はとても嬉しそうです。そんな彼女達を見つけ何事かと出て行きかけたヒルダをタルホが制止します。ハップも自ら彼女達の前に出てごまかします。またまた対策会議です。 「まああれだ。ホランドが自分の口から言うまで待ってやろうや」 月光号の若者の中で、ハップが一番大人なのかも知れません。 レントンはヴォダラクの少女と共に別の病院へたどり着きました。しかし、他の患者の様子が変です。医師を見つけ駆け寄りますが、彼もまたとまどっています。 「どういうつもりなの。死に装束を着たヴォダラクの子を連れてくるなんて」 医師の言葉をいまいち理解してないようなレントンですが、少女を取り囲む罵声、そして暴力にはただならぬ雰囲気を感じ取ります。 「やめろ!違うんだ彼女は」 止めに入る彼の言葉は人々には通じません。テロの被害者にしてみれば、ヴォダラクはヴォダラクです。彼がどう言おうが、納得できるものではありません。この場に来たこと自体が間違いなのですから。病室を出て彷徨う2人。やがて街の人々に取り囲まれてしまいます。そこへレイとチャールズが駆けつけますが、時遅く州軍が出動してしまいます。 取り調べを受けるチャールズは、ドミニクの計らいもあり不問に付されます。戻って来た彼は落ち込んでいるレントンに優しく声をかけます。 「人としてはむしろ正しい行いだと俺は思っている。だが本当にあの娘がそれを望んでいたのかどうかは、また別だ」 そこへ彼女の両親とレイが現れて、彼女が亡くなったことが伝えられます。堪らず逃げ出すレントンですが、彼の背にかけられたのは、罵倒の言葉ではなく、御礼でした。 部屋をでてこそこそと様子を伺いながらヒルダはお手洗いに向かいますが、運悪くエウレカと鉢合わせになってしまいます。 「おかえり、ヒルダ」 「ただいま」 またまた月光号では対策会議です。今度はメンバーほとんどいます。もう隠そうにも隠しきれない状況になってしまいました。レントンを見かけたという情報もあるようで、迎えに行くというのが、大方の意見のようです。 「うるせーんだよ、てめーら!アイツは寂しさや気まぐれごまかすために出ていったんじゃねえ!本気で出ていったんだ!」 椅子を蹴飛ばし、怒り出すホランド。ぶつけられたムーンドギーは災難でしたね。結局ホランドが一番レントンを理解していたのかも知れません。 そのままホランドはエウレカに真実を告げます。私のせいなのと詰め寄る彼女に答える言葉を彼は持ちません。 暗い部屋の中で、後悔の言葉を並べているレントン。 「あの娘はきっと僕を恨んでいるでしょうね。あの娘の気持ちなんてこれっぽっちも考えず、助けなきゃって勝手に思いこみ、それが正しいことなのかどうかすら、僕は考えもしなかった。結局僕のやったことは、人を助けるどころか、人を傷つけただけだ。傷つく必要のない人を、もう十分傷ついている人を、もっともっと深く傷つけてしまっただけだ。きっと今までだって、僕は・・・。ごめん」 死んでしまったヴォダラクの少女とエウレカ、2人を重ね合わせているようです。 「あの子は?」 ブリッジに戻ったチャールズにレイが問いかけます。 「部屋だ。年頃の息子を持つってのは・・・」 「悪くないよね」 「ああ、悪くねえ」 街から飛び出す機体、年頃の息子はいつか旅立つものです。レントンが子供でいられるのも後僅かなのかもしれません。 いなくなったレントンの部屋で佇むエウレカ。 「レントン、会いたいよ」 おまけのタルホ語録 「恋って、あの恋?」 「あり得る。というより有ったのよ、実際」 「でも、レントンはどうしてると聞いた後に、恋って何?でしょ。可能性は高いわね。少なくともホランドよりは」 「ホランドがね。他に誰が言うのよ」 「バカ」 「ホランドが怖じ気づいてるのよ」 「エウレカの気持ちが怖くて言えないのよ」 「耳が痛いわ」 |
第23話 「消えゆくイノチ」
2005 / 09 / 25 ( Sun ) ツバサ・クロニクル第23話「消えゆくイノチ」です。猫の目に現れた星史郎に相対するファイ、緊迫の展開にドキドキしています。予告だといっぱい人が消えていましたが、どうなっちゃうんでしょう。 星史郎の登場で一気に緊張高まる猫の目です。謎の塔のすもももその情報をキャッチ、小狼と黒鋼も慌てて向かいます。 「ここに鬼児狩りがいますね」 微笑みながら問いかけますが、怖いです。 「で、ウチのワンココンビに何の用でしょうか?」 「消えて貰おうと思って」 干渉者星史郎によって鬼児達が呼び出されます。彼は次元の魔女により、回数限定で世界を渡る力を得、その対価として右目を失ったことを話します。Xと同じで怖いですね、この人。 攻撃が開始されます。脚を痛めているファイには不利な状況ですが、魔力を使おうとはしません。でも無駄に命を落とす気はもうないようです。黒鋼のおかげですね。軽さはかわらないですけど。 サクラちゃんの羽を取り出す星史郎を見て、ファイの顔つきが変わります。 「モコナしっかり見ているんだ。そして何が起きたかを小狼君に伝えるんだ」 今作で一番男前の顔になって鬼児に応戦します。いつものように華麗に攻撃をかわし、壁に掛けてあるダーツを引き抜き、投げつける、格好いいですね。でも振り返った先には既に鬼児の攻撃の手が伸びて来ていて・・・。舞い上がるファイの赤い蝶ネクタイ、鬼児に捉えられた彼の体・・・。 星史郎がサクラの羽を掲げ、力を解放していきます。崩れていく桜都国、消えていく人々。何かのデジタルデータのように見えますが、よく分かりません。ただ消えない人もいます、織葉と鬼児狩り達です。彼らと消えた人の差はなんなんでしょう?外から来た人だから? 譲刃達鬼児狩り達も異変に気付きます。このままでは国外退去もあり得ると語る蘇摩に、譲刃と龍王は嫌だと答えます。短い間でしたが、サクラと小狼達との友情を大事にしたいという気持ちが出ていて良いです。 「だって、この国は・・・」 さらに龍王が続けたこの言葉、彼らはこの国の正体をどうやら知っているようですね。次辺りで色々解説してくれるのでしょうか。 無惨な姿になった猫の目を見て驚く小狼と黒鋼、モコナを見つけ、何があったのか問いただします。ファイが鬼児やられたことは分かりましたが、サクラは何処にいったのか分かりません。モコナが気絶していたからです。ファイが「しっかり見ているんだ」と言ったにも関わらず、この子はー。 星史郎がサクラの羽を持っていたことを知った小狼は、モコナを黒鋼に託し彼の下に向かいます。勝てるのかと問いかける黒鋼に、勝てないが行くとその意志を示します。戻らなければ後は勝手にするという黒鋼に礼を述べ、去って行きます。 「小狼、やっぱり一人で来たね」 星史郎と向き合う小狼。ファイはどうなったかと問う彼に、星史郎はただ短く「死んだ」とだけ伝えます。一瞬曇る彼の表情、それがだんだんと強い意志を帯びたものに変わります。 「貴方をこのまま行かせることはできません」 思い出される小狼と星史郎の出会い、星史郎は2人のずっと吸血鬼を探していて、その手がかりが彼の持っている本にあるということでした。この本は古い言葉で書かれているため、星史郎には読めません。クロウ国の人ではないから。同じく違う国から来た小狼にはその文字が読める。本を読む変わりに戦い方を教えてもうらう、それが2人の過去でした。 「あの頃と同じなんだね、小狼。でもそう簡単に負けてはあげられないんだ」 鬼児を召還する星史郎。彼はいの1段階の鬼児に会いたいと語ります。それが彼の探している吸血鬼かも知れないから。そしてその鬼児を倒す可能性のある強い者は、自分の目的の邪魔になるから排除するということなのでした。 「強くなったね、小狼。まだ完全とは言えないけれど右からの攻撃にも反応できている」 鬼児の攻撃をかわす彼を見て、星史郎は次の手を打ちます。彼の右手に集まって行く鬼児達、大きな黒い剣と変わったそれが小狼君の胸に突き刺さります。 羽に導かれて近くまで来ていたサクラちゃんはその光景を目の当たりにします。 「じゃあ、また小狼」 消えていく小狼の体、駆け寄るサクラに来ないようにいいますが、彼女はそのまま彼の体を抱きしめます。消えていく2人の体・・・。もう一体どうなっちゃうんでしょうか。すっごく気になります。 次回は第24話「死闘のヤイバ」です。モコナ・クロガネル、ちょっと見てみたい気がします。黒鋼と星史郎の死闘に注目です。 ちょっとビックリしたこと。 ツバサ・クロニクルはあと3話で終了なのですが、そのあとすぐに再放送始まっちゃいます。てっきりカードキャプターさくらのさくらカード編再放送だと思ってたのに。 |