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スクラン ♭40
2006 / 06 / 19 ( Mon )
 スクールランブル増刊号♭40「TAXI」です。八雲が主役の晶の作り話。最近こういう話が多いですね。本編よりは気楽に読めていいのですが、某週間少年漫画雑誌へのオマージュは相変わらずです。

 またまた昔々のお話です。村娘の八雲は愛猫の伊織の後を追って山に入ります。そこで彼女が見たものは・・・熊です。大きな熊。それは20年近く昔の漫画の熊のような・・・。クタガブトに襲われそうに八雲を救ったのは、どう見てもあの犬漫画の技にしか見えない回転を繰り返す猫の伊織でした。伊織の後に続いて出てきたのはマタギの播磨君です。彼は赤カブトを追い続ける武田五兵衛みたいなものでしょうか。

 2人の出会い時が経ち、八雲は城主の花井君の花嫁に決定するのでした。村中が彼女を祝福するのですが、どこか浮かない顔です。彼女は山に入り播磨君に結婚のことを告げます。祝福の言葉だけ残して立ち去る彼に、彼女の心は複雑です。
 祝言の日、やはり浮かない顔の八雲。そこへ祝砲のような銃声が山で鳴り響きます。播磨君への想いにやっと気付いた彼女は結婚を渋り始めます。しかし彼女の姉は自分が楽しようと無理矢理にでも結婚させそうな勢い。突然彼女を乗せたカゴが暴れ出し、マタギの元へ去っていきました。

 これが晶の口から語られた「暴れカゴの伝説」です。凄く嘘っぽいですけど。納得している美琴がちょっと可笑しいですね。本編が播磨×沢近なので増刊号は播磨×八雲。あまりにもベタです。




  今回のタイトル元ネタは「TAXi」。暴れカゴを暴走タクシーに見立てたのでしょうか。
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