ラグトニア
2007 / 04 / 26 ( Thu ) ラグトニアです。ファンタジーっぽいお話を読むのは久しぶりかも。帯が凄い台詞なのでびっくりしてしまいますけど。 わたしの愛、私の運命 って、照れますね。 お話は亡国の王女ファルナと黒の守人カルダスの冒険譚です。ベースに貴種流離譚としての類型を持ち、お話の展開も2人の出会い、それぞれの過去描くなどオーソドックな部分が多く見られます。 それでいて陳腐な感じに見えないのは、ファルナがお姫様お姫様しておらず、むしろ男っぽい印象を受けることやカルダスがありがちな騎士の類型に当てはなるような風貌でもないし描かれ方もしていないところにあるような気がします。また魔術師の設定も新鮮な感じですね。 ラグトニアは作者の同人時代の作品のセルフリメイクということで、オリジナルのハイライトシーンが巻末に収められているのもいい感じですね。 スポンサーサイト
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