FC2ブログ
エル・カザド 第8話 「嘘つく女」
2007 / 05 / 22 ( Tue )
 嘘をつくナディとエリス。ナディは方便としての嘘、エリスのは優しさといたわりからの嘘。嘘の意味を知るナディよりも知らないエリスの方がいい嘘。この物語の立ち居地の縮図があるような気がします。

 L.Aはローゼンバーグの下に強制送還です。相変わらずエリスに偏執的な想いを抱いているようですが、再教育は意外と早かったとローゼンバーグが言っていますのですぐに復帰してくるのでしょうか。

 ナディのエリスはマフィアの抗争の続く街へ来ました。買出しの途中にマフィアのNo.2のサンチェスと出会う2人。エリスの「きゃー(棒読み)」と「かわいい?(棒読み)」が見所でしょうか。買い物を終え、外に出たナディは流れ弾を浴びて負傷してしまいます。嘘をつくと悪いことが起きる、そうエリスが彼女にいったばかりの出来事でした。

 病院に運ばれたナディですが、エリスの能力が発動して何とか助かりました。その光景を見ていたサンチェスは自らのボス・エンリケを救おうとエリスを連れていきます。
 病身のエンリケはエリスを無くなった娘が戻ってきたと喜びます。そのころ気がついたナディはエリスが病院にいないことを知ります。そのとき彼女の頭に紙飛行機が飛んできます。避けたりしないでこつんと当たるのがなんだか好きです。開いてみるとエリスの居場所らしきものが書いてありました。

 ナディはタコスの怪しげな宅配に扮し屋敷への潜入を謀ります。彼女なりに色仕掛けのつもりなんでしょうが、この前のヒッチハイクの時同様見向きもしてくれません。怒って結局は実力行使です。
 屋敷の中でサンチェスと出会った彼女は、彼から自らの過去とファミリーの現状を聞きます。跡目争いの中、自分はファミリーとは見られていないから関係ないと寂しく語るサンチェス。

 エリスは優しいんだかなんだか、病気は治せませんが、エンリケの相手をしています。彼女から水を貰った彼はいよいよ死期が近いようです。死にゆく彼の手をとりお父さんと呼びかけるエリス。それを聞いて彼は安らかに逝きます。そして彼の胸から零れ落ちたのは遥かな昔にサンチェスがプレゼントしたアクセサリー。彼にとってはサンチェスもファミリーだったのです。

 次の街を目指し車を走らせるナディとエリス。嘘をついたと呟くエリスに、あれはいい嘘だと教えるナディ。ちょっといいお話でした。
スポンサーサイト



23 : 32 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |