まさかの竜児と実乃梨の大喧嘩にびっくりしてしまいました。以前、亜美が彼と彼女は対等ではないと言っていました。見方を変えると喧嘩できるのも前進だと解釈できるところですが、これはどうも悪い方向に行っていますね。


　文化祭の準備をしている大河たちですが、なんか動きが変ですね。やはり春田はやる気満々、実乃梨もノリノリです。てっきり醒めた目で見ていると思っていた竜児もいいかなと思うくらいに影響されているようです。

　大河は父親と会うようです。いろいろ気にしている彼女がかわいいですね。でも、毎日会いに来るって･･･。大河も嬉しいはずなのに強がっているのがいいですね。
　
　文化祭前日。大河はなんだかもじもじしています。亜美に何かを頼むようです。でも頼み方が何かおかしいです。チョコレートで釣って、その引き換えにというのがなんとも･･･。文化祭で大河の父親が見に来るのに、亜美に役を交換してもらおうと思っているようです。
　そのことを知った実乃梨が大激怒。彼女は彼女なりに事情を知っているようです。やはりあのお父さんは怪しいのでしょうか。実乃梨の態度に、これまでいろいろしてきた竜児は怒鳴ってしまいます。この展開には驚きました。好きな子相手でもはっきりものを言う竜児は格好いいと思います。へこんだ竜児を亜美が慰めます。亜美もいい子ですね。

　家に帰った竜児は、母親から大河が引っ越すという話を聞きます。自分勝手な父親という彼女にまた竜児は怒り出します。やはり実乃梨たちの意見の方が的を得ているのでしょうか。
　その夜、大河は竜児に、実乃梨に謝るようにいいます。そのときの台詞から、多分竜児が見落としている何かがありそうな感じがしました。もともと大河は竜児に言われたから父親と和解したわけですから。

　文化祭当日。悪人役に気合が入る竜児の顔が怖い･･･。彼はまだ実乃梨に謝っていないようです。大河とじゃれている場合ではないと思うのですけど。
　2-Cのプロレスショーは話題になっているようですね。出番を前に大河の様子が少し変です。そして出番･･･。大河はいきなり噛んだようです。大丈夫なのでしょうか。
　実乃梨の扮装は何度見ても笑えますね。そして肝心のプロレスですが、ショー要素強すぎですね。面白いですけど。初演は好調のようです。でも、竜児と実乃梨はギクシャクしたままです。

　文化祭はコスプレ喫茶だらけ。考えることはみんな一緒ということですね。大河はなんかぼーっとしていますね。そこへ北村君が来て、彼女のクレープをパクリ。間接キスかと思っていると、彼女はそれを竜児の口に。これって･･･。
　父親が来るということで気になるか携帯を見ているばかりの大河、しかし公演が終わってもそんな雰囲気はありません。結局彼女が主役をやることはありませんでしたし。竜児も実乃梨と仲直りできないまま。次回が気になりますね。

　アリーズ?K　第4巻です。今回もやはり前作を知っている方がより楽しめるなあと感じました。神々の立ち位置がガラリと変わったなあというのが率直な感想です。


　前作がゼウス対ハデスという割合単純な構図だったのに対して、3巻でそれとなく出ていましたが、今回三つ巴っぽいですね。お話が進むと集約されていくのかも知れないですけど。ただ単純に三者が対立しているのではないのでややこしいです。

　アポロンもヘラもポセイドンも、前作とは全く違った目的で動いています。今回はそれがだんだんと鮮明化していきます。前作の人間関係で考えているといろいろ混乱しますね。ヘラが言っている様に分からないことが多すぎます。