キディ・グレイド 第11話 「Set/Free -蝉脱-」
2010 / 01 / 01 ( Fri ) やっぱり今回も重たいお話でした。今回のエクレールの行動は仕方ないですね。彼女のパートナーとしてのリュミエールの言葉がとても良かったです。
労働者がデモをしているからと言ってGOTTを呼ぶというミステルの発想が凄いですね。確かに銀河通商関税機構ですから調停役には相応しいのですけど、狙いは排除ですからね。 秘密の花園と呼ばれる惑星アウレーへエクレールたちは降り立ちます。ノーヴルズのバカンス惑星だそうです。入国審査でエクレールは裸にされたみたいですね。恥ずかしがりながら怒る彼女の表情がいいですね。アームブラストは言わなくてもいいのに余計なことを言っています。 案内役のミステルは普通に嫌な男ですね。アウレーで働く人たちは市民ではなく労働者なのだそうです。終身永代雇用契約って酷いですね。どんなブラック企業ですか。彼らの言葉を聞いたらというエクレールの言葉はまるで無視です。 代わりに彼女はデモの解散を任されます。一切手を出さず口紅で作ったロープでデモ隊の動きを抑えるに止めるのがいいですね。卵とかトマトとか石とかいろんなものが飛んできますが、彼女は手を出しません。見た目は散々ですが、彼らを人として尊重し傷つけたくないという彼女の気持ちが伝わってきます。そんな彼女をとてもエレガントでしたと褒めるリュミエールがいいですね。 汚れた彼女と同行は出来ぬとミステルはホテルに行くように言い捨てて去ります。ずっと不機嫌なエクレールが気になりますね。花売りの少女が無視されてちょっとかわいそうでした。ホテルにたどり着くも、彼女の身なりをみたホテルマンは入館を拒否します。何様ですかね。 ノーヴルズの運転する車が花売りの少女カノエをそのまま跳ね飛ばそうとしているのをみたエクレールはとっさに彼女を助けます。 カノエたちと打ち解けたエクレールがいい顔をしていますね。しかし、食事を貰いに行った先で、彼女の正体がバレてしまい…。みんなが手のひらを返したようになるのが衝撃ですね。特にカノエがエクレールに刺してあげた花を取り返してちぎって捨てるのは悲しくなりました。 労働者たちが集会を開いています。集会というには随分と闘争チックですが。ミステルはおざなりな警告の後、発砲を命じます。倒れていく労働者たちを見たエクレールは…。敢然とノーヴルズ批判を始めてしまいました。局長の制止も全く聞いていません。しかし、それはGOTTの職員としては許されない行動です。 エクレール覚醒ですね。力を解放した彼女はこれまでよりも強そうです。GOTTの職員であるより人であることを取ったエクレールは格好いいですね。そしてその彼女のパートナーであろうとするリュミエールも良かったです。 アウレーは無血革命で労働者の手に渡りましたが、テラフォーミングをしなければ大変なことになるようです。喜んでいる労働者とエクレールですが、本当にこれでよかったのかは疑問ですね。 今回の行動でエクレールとリュミエールはGOTTを除名に。アンオウの粛清という言葉が気になりますね。
スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|