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CLANNAD 「もうひとつの世界 智代編」
2008 / 07 / 17 ( Thu )
 たぶん智代は、渚や杏やことみや風子よりも異質だと思います。いろんな凄いところを持っていますが、朋也の隣にいて一番しっくりこないのが智代。ある意味一番お似合いのはずなのに、なぜかそうならない。その違和感の答えをこのお話は与えてくれたような気がします。


 DVD8巻のおまけが本作です。断然渚派なので多少穿った見方をしているのはご容赦下さい。智代も智代で好きなんですけどね。一生懸命で一途なところが特に。
 
 もうひとつの世界とあるように、本編とは別の設定です。渚も杏もことみも風子も出て来ません。メインは朋也と智代。そして春原。これだけです。動く人が少ないだけに朋也と智代の恋愛だけにテーマを絞って綺麗に纏め上げられているような気がします。

 朋也と智代が恋人の世界。何となく一緒にいて、仲良くなって、付き合っている世界です。描かれている時期は生徒会選挙の直前から朋也の卒業まで。最初の2人のバカップルぶりには非常に驚きました。

 本編でもそんな兆候はありましたが、智代のおしかけ女房っぷりが凄いです。見方を変えれば重いと思われる行動を平気でやってのけています。朋也もそういうのは嫌ではない感じです。そんな2人の関係は彼女が生徒会長になっても変わらないと思われたのですが・・・。

 智代が朋也への連絡に校内放送を使ったのは非常識だと思います。これは仕方ないです。しかし、学園祭で少し抜け出して朋也に会うくらいはいいと思います。ただ、程度というのは周囲には全く関係がなかったようです。智代が問題を起こすのは全て朋也絡み。そういうイメージが蔓延していたことで、2人の恋は急速に破綻へ向かって走りはじめます。

 すれ違いが多いのは、朋也にも我慢できたことでしょう。しかし、自分の存在が彼女の枷になるのは耐えられません。生徒会の男子が彼女はもっと高みに上れると言っていたのは大きなお世話ですし、何様な感じですが、ある意味事実です。教師にもそのことを指摘されます。好きだからこそ別れる、彼は辛い決断をしました。このときの智代の落胆ぶりは見ていて辛いものがありました。もちろん朋也が泣きながらクレープをかじるシーンはもっと切なくなりました。

 最初のお馬鹿な2人から急転直下してどんどん鬱展開になっていくのが凄いですね。どれだけ2人に試練を与えるのか非常に心配になりました。

 別れた2人はそれぞれの道を歩みはじめます。智代は桜並木を残すために必死に努力していました。いろんな分野で並外れた活躍をしていたのもそれを実現するためです。朋也もまた頑張っていました。学校を休まず真面目に勉強して、苦労して就職を決めて・・・。自分なりにできることを精一杯やりました。廊下で2人がすれ違っても言葉も交わさないほどに・・・。

 桜並木の保存が決まり、朋也もようやく就職が決まったとき、2人は桜並木で再会します。そのとき智代の口から出た言葉は再度の告白。桜並木のことは譲れないことでした。しかし、朋也を好きなことも彼女にとって譲れない想いなのです。朋也はつりあわないと断ります。彼はまだ自分が彼女の枷となると恐れていたのです。彼女は自分と違って広い世界に出て行ける、そう言って一度は断ります。智代はそれでも自分から朋也の方に行くと言います。朋也も嫌いで別れたわけではありません。彼女に対する想いが溢れ出して・・・。

 最後に復縁するのが、本当によかったです。落として持ち上げる常套手段な演出ですが、ハマりました。
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