ジョーカーはジャードじゃなくてジョーカーのままなの・・・。アンナはちゃんとシャーンにもどったのに・・・。そんなことばかり気になる新シリーズ2話目です。ウェンバーなんてもう忘れていますよ。

　再び沈黙の森に帰ってきたジャスミン、バルダ、リーフの3人。影の大王の支配から開放されて明るくなったものの問題はまだ残っているようです。怪物ウェンバーが暴れているのです。最初に森を訪れたときにバルダとリーフはいきなりピンチになって、ジャスミンの協力でなんとか撃退した強敵です。最初に倒してないから後で面倒なことになる典型的な見本ですね。旅の手始めには丁度いい相手かも知れません。

　折角ふるさとの森に帰ってきたのだからと、バルダはジャスミンを休ませようとわざと憎まれ口を叩きます。怒った彼女は家に帰ります。ジャスミンがいたからこそ乗り切れた局面がほとんどだというのに、無駄に格好をつけるのがリーフとバルダです。あまり役に立たなさそうな罠を自作し始めます。

　森の中の家に帰ったジャスミンはフィリとクリーとともに穏やかに過ごします。束の間の休息ですね。そこへ3人を追って来たジョーカーが現れます。いきなり戻ってきた父親にジャスミンはまだ素直になれないようです。フィリとクリーもそんな彼女の心を読んだのか、ジョーカーに対して攻撃的です。ちょっとかわいそうなお父さんですね。

　罠が完成しましたのでバルダとリーフはウェンバーをおびき寄せます。木を叩いてはやし立てるその姿はちょっと間抜けです。こんなので本当に来るの？と思っていましたが、ウェンバーは単純らしく普通にやってきました。
　上手くというかなんとか誘導して罠にかけるものの、ちゃんと落ちなかったために効果はあまりありません。暴れ出したウェンバーに足元を崩されて、リーフは蔦に絡まって宙吊りになってしまいます。首を伸ばし襲い掛かるウェンバーから彼を救ったのはジャスミンでした。やはり彼女がいないとさっぱりです。

　ジャスミンは自らを囮にしてリーフたちからウェンバーを引き離します。そこでお約束のように転ぶのは何なのでしょうね。彼女の窮地を救ったのはジョーカーでした。後は4人で協力してウェンバーの視力を奪い、谷底へ落として倒します。ジョーカーとジャスミンがいれば他の2人はいらない子？

　連れ戻しに来たにしては、あまりその気がないジョーカーはあっさりと城に帰っていきます。助けてくれたことでちょっと素直になったのか、ジャスミンは彼にお父さんと呼びかけて礼を述べます。
　ジョーカーはジョーカーで城に帰ってシャーンと親は子どものことが・・・と暢気に話しています。心配しているようでかなり信用しているみたいですね。ちびジャスミンがちょっとかわいいです。