スクールランブル増刊号 ♭54 「OCEAN'S ELEVEN」です。パンダか。パンダだと思ったんですよ。榛名への接し方が一番お父さんという感じでしたから。それにしても妙に榛名可愛いですね。

　今回は東郷家のお話。榛名が夕食のセッティングをしているところへ東郷君が父親が帰ってくるという情報を持ってきます。彼は側にいた使用人のカメーイを夕食に同席するよう勧めるなど上機嫌のようです。
　この使用人は実はスパイです。領事である彼らの父親から情報を引き出そうと潜入しているのでした。本当に東郷君の家って普通の家じゃなかったんですね。そちらの方が驚きです。カメーイはなんだか役に立ってなさそうです。

　そこへ東郷君の父親が登場です。しかし現れたのは姿格好もバラバラの11人の男。職業柄必要と影武者を立てているのです。息子同様変わっていますよね。特に7番と9番、案山子ですよね。11番もパンダ。人間じゃないのも混ざっていますが、そんなのでいいのでしょうか。
　そんな異様な光景ですが、榛名も東郷もそれぞれ思い思いの人物を父として立てて接しています。妙になじんでいるとこがますます変ですが。
　
　カメーイも必死で本物を探しますが、全く分かりません。これでは埒が明かないと榛名を誘拐することに。夜寝ている彼女を心を鬼にして拉致しにいきます。彼にも愛すべき娘がいます。非常に徹して榛名に忍び寄りますが・・・。パンダに見つかって失敗。

　翌日11人の父親は帰っていきます。見送り終わった兄妹のもとに父親からメールが。正解は11番ということです。でもパンダです。どこかの犬みたいなものなんでしょうか。

　
　今回のタイトル元ネタは「オーシャンと十一人の仲間」「オーシャンズ11」。リメイク前と後、どっちなのでしょう？