化物語 第八話 するがモンキー 其ノ參
2009 / 08 / 29 ( Sat )
駿河の過去。小学生な駿河かわいい、中学生な駿河かわいいというわけにはいきませんよね。 両親が死んで転校して、クラスになじめない駿河が母からもらった猿の手に願ったことは足が速くなりたいということ。次の日に一緒に走る4人が雨合羽の怪人に襲われて怪我をしました。恐ろしくなって猿の手を使わず、努力しているのが健気とも言えますが、半分は逃げているようにも見えます。 中学になって猿の手の影響を恐れ、バスケ部に入部した駿河。足が速いという評判を聞きつけてやってきたひたぎの誘いを断らざるを得ないところは一見いい子に見えますが…。 OPは駿河バージョンに。百合の花がいいですね。 忍野は彼女の過去を聞きすぐに本質を見抜いたようですね。ここからの忍野の行動がさすがです。彼って一体何者なのでしょう? 手っ取り早く解決するには、暦が殺されるか、左腕を切り落とすしかないそうです。結構苛烈ですね。 猿の手によって意に染まぬ事態になったという駿河の話が言葉通りでないことを忍野は早々に分かっているのがいいですね。あっさり表面通りの理解を示す暦が単純なだけかも知れませんけど。 今回の事態もひたぎを得るために暦を殺すことを駿河が望んでいるということになります。 それでも彼女を助けようという暦がいいですね。忍に血を吸わせて、吸血鬼の力を引き出し、レイニーデビルとの戦いに挑みます。 忍野の前では腕を切り落としてくれとまで言って殊勝な感じだった駿河ですが、本心では全然そんなことはありませんでした。彼女自身暦の死を望んでいるかのような攻撃をしかけてきます。 暦の窮地にひたぎが現れます。彼を殺そうとする駿河をひたぎに見せることによって悪魔の契約を果たせなくするというのがいいですね。ここまで忍野の思惑通りというのが凄いです。暦はうまく使われたという感じですね。 ひたぎは結局、駿河も大事だったということで…。暦に対する台詞も含めて彼女は面白いです。 悪魔が去ってもなお暦の前に現れる駿河の真意はどの辺にあるのでしょうか?
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