獣の奏者エリン 第32話 大罪
2009 / 08 / 22 ( Sat ) 突然ナソンが出てきたと思ったら、いきなり物語の核心に触れるような話をしてきてちょっと驚きました。滅多に出ないので、もう存在を忘れかけていましたが、ずっとエリンを見てきたのですね。
空を飛んでいるリランはどことなく楽しそうでした。エリンはそれほどでもなさそうというか、普通はあんなスピードと高度だったら怖くて仕方ないですよね。捕まるところもないですし…。 かすかに聞こえる指笛の音にリランが誘われてようやく地上に降下しました。現れたのはナソンです。彼はいきなり音なし笛でリランの動きを封じてしまいました。エリンがちょっと怒っている風なのがいいですね。 ナソンはエリンに話があるみたいです。彼の話によると、かつてソヨンが彼女を助けるために大罪を犯したように、今またエリンが大罪を犯そうとしているということみたいです。自分で新たな操者の技を編み出したエリンは危険な存在として認識されているようですね。話を聞かなければリランとエリンを殺すということもあるみたいです。物騒です。 ナソンはかつて栄えたオファロン王国で起こった悲劇について語ります。闘蛇と霧の民も絡んできましたのでどういうお話なのかなと思っていると…。王獣や王祖ジェまで出てきたのでびっくりしました。 闘蛇を使って他国を侵略していたオファロン王が妙にいい人に描かれているのが興味深いですね。血に狂った王獣と闘蛇が暴走するところが怖かったです。ジェがどうやってあの惨劇から生き延びたのか気になります。 人も獣も滅びる世界に再びしないようにアオー・ロウは存在するのだそうです。悲劇の原因を作ったからといって、そのために厳しい掟を守って流浪を続けているというのは何だかかわいそうですね。原因はオファロン王にジェがそそのかされただけのようにも見えますけどね。 一番驚いたのは、アケ村でのキバ死亡はソヨンがやったということでした。掟に従って闘蛇が増えないようにしていたとは…。エリンとの未来を捨ててまで選択する道ではないような気がしますね。 エリンはナソンの話を聞いても考えを変えることはありませんでした。王獣と言葉を交わすことがそのまま悲劇に繋がるとはエリンでなくても思えませんしね。母ソヨンの意思もそこにあると彼女は思っているみたいです。ナソンは一体どうするのでしょう?
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