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花咲ける青少年 第15話 月下の巫女
2009 / 07 / 20 ( Mon )
ナジェイラがちょっと不気味ですね。花鹿と正反対な感じがします。



ナジェイラに引き合わされたユージィンですが、ある意味イズマルを相手にするより大変だったのではないでしょうか。女性に対しては百戦錬磨っぽい彼も、ナジェイラは特殊過ぎますよね。ユージィンに対して獣と言って置きながら、自分が飼いならされていない獣のようなのが面白いです。

飼いならされていないという点では、ある意味同じな花鹿はアメリカ大使館に来ていました。付き合わされる寅之助が気の毒ですね。案の定取り合ってもくれません。バーンズワースの名刺を出そうにも見向きもされないのが面白いです。
ここで寅之助が自分に任せてと進んで交渉に赴きますが…。賄賂も全く通用しません。寅之助の見せ場は今回もありませんでした。
そして強行突破です。野生児ですね。たまたま大使が父ハリーの友人ジムだったから良かったものの、そうでなければちょっとややこしくなっていましたね。最終的にはバーンズワースの力でどうにかするのでしょうけど。
ジムは外見人の良さそうなおじさんですね。花鹿への対応も紳士的です。ここでやっと花鹿はカールの素性に気がつきます。ローゼンタールのことぐらい後継者なら知って置くべきだと思いますが…。

ルマティはノエイが発ったことを知り、自分もラギネイに帰ろうと動き始めます。立人にとりあえず外出許可を貰おうと交渉しますが、当然却下です。立人が素で彼に応対しているのは花鹿と同じ雰囲気があるからなのでしょうか。
ここで暴れてしまえば、逆に立人にとっては押さえ込むいい口実になったのでしょうが、ルマティも頭を使いました。大人しくして隙をうかがう作戦にしたようです。

ローゼンタールの描くシナリオは、ソマンドとルマティを争わせ共倒れさせた後にイズマルを玉座に据えることです。すでにバーンズワースの庇護下にルマティがいることも突き止めました。後はルマティが勝手に戻ってくるのを待つだけです。
気がかりな花鹿への借りもユージィンをナジェイラから解放したことで返しました。カールの思惑通りに事態が進んでいますね。
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