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Pandora Hearts 第15話 「誰がための言葉」
2009 / 07 / 11 ( Sat )
 オズが病んでしまいました。


 人間だったころのアリスの死に直面したオズは、その光景を受け入れることができませんでした。自分のことなら何でもないと流せるのでしょうけど、そうではないのでいつもの彼らしさがありませんね。酷く動揺しています。オズの刻印の針が動いたとき、何故かアリスの記憶の中の世界が崩壊していきます。

 ジャックがいうにはビーラビットの本来の力はオズの中にあるのだとか。なんだかややこしいですね。このままではこの世界が壊れてしまいますので、彼はギルをオズのところに送ります。最初からギルを送らなかったのは傷ついた彼を休ませるため?

 一方、ブレイクはチェシャ猫を圧倒していました。ドSなブレイクが妙に格好良かったです。彼が何を知っているのか分からないですが、オズの針が進んだことに気付いていますし、ジャックが言っていたようなことも感じているようです。

 ギルがオズのところにたどり着いたとき、ギルは進んでこの世界を壊しているようでした。「アリスが忘れたかったことは、俺が壊してやるんだ」というのは守っているようで、やはり守っていないと思います。

 ギルがオズをひっぱたいたところは少し驚きました。こういう展開ならそれは常套手段というか、ステレオタイプな行動なのですが、彼はそういうことをするように見えませんからね。

 ブレイクはチェシャ猫を圧倒したままですが、力を使ったことで血を吐いているのが少し心配ですね。彼のチェインのマッドハッターはアヴィスに関わる全ての力を否定して消滅させる力を持ち、チェインを殺すために生まれたチェインだそうですが、何だか都合よすぎですね。

 ギルの腕の中で目覚めたオズ。その前に階段が現れ、その先にはアリスの姿が……

 ここからのシーンは凄く良かったですね。音楽もいいですし。何だかここでお話が終わってもいいような気すらしました。

「俺がちゃんと見ているから、アリスはアリスのままでいいんだよ」というオズの言葉で目覚めたアリスが「迎えに来るのが遅い、この汚い下僕め」と口では素気無くいいながら、嬉しそうに彼に抱きつくところが良かったです。

 その後もいいシーンなのに、鼻水たらしているアリスで台無しです。でもかわいいのです。

 ブレイクの攻撃で人型を取るのをやめたチェシャ猫。彼もすすんで世界を壊していきます。みんな道連れということみたいです。
 エクエスが現れ、オズとアリスは元の世界へ還されますが、ギルとブレイクは置き去りです。彼らは大丈夫なのでしょうか。

 戻ってきたオズたちは、何故かオスカーたちのところへ。これには黒幕のヴィンセントが関わっているような気がします。アリスはギルがいないのでビーラビットの姿です。またアリス分不足なお話が続くのでしょうか?
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