「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?7」その3
2010 / 01 / 11 ( Mon ) 12月終了作品の評価その3です。
企画元(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 http://blog.livedoor.jp/koubow20053/) その1(http://georg.paslog.jp/article/1288481.html) その2(http://georg.paslog.jp/article/1288725.html) 評価基準等は企画元および前回(その1)をご参照下さい。 今回は「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」「生徒会の一存」「聖剣の刀鍛冶」「獣の奏者エリン」の4作品です。ベスト賞はまた後ほど。 「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」 ストーリー:3 キャラクター性:3 画:4 演出:3 音楽:4 総合的な評価:3 総合点:20 面白かったのですが、終盤詰め込みすぎですね。一応じっくり見れば内容は理解できるようにはなっていると思うのですが難解です。最終回が意味がわからなくて何度か見返してしまいました。 キャラクター面では続編で主人公が変わっているのが原因なのか、印象が薄いです。既存キャラは前作があるので、あまり描き込まず、かといって新規キャラがどうかというと蘇芳はなんだか中途半端でした。 音楽はOPしか印象に残っていませんが、悪くはなかったと思います。 エンドカードは秀逸でしたね。 「生徒会の一存」 ストーリー:2 キャラクター性:4 画:4 演出:3 音楽:4 総合的な評価:3 総合点:20 ネタに走りすぎているのが長所であり短所ですね。ストーリーはシリアスとギャグがマッチしていない印象でした。最終回や鍵の見舞いに行く話は好きですけどね。どんな話だったと聞かれると、ほとんど印象に残っていないものが多いです。 キャラクターはみんな個性があってよかったですね。鍵と知弦がお気に入りです。 音楽面ではEDが楽しませてくれました。上手い下手でいうと正直上手くないのですが、EDがいろんなパターンがあって毎回楽しみにしていました。 「聖剣の刀鍛冶」 ストーリー:3 キャラクター性:3 画:4 演出:3 音楽:3 総合的な評価:3 総合点:19 最初は期待していたのですけど…。2クールあった方がよかったのでしょうか。それともシャーロット編を割愛してもっとセシリーを描けばよかったのでしょうか。いずれにしても中途半端な感じは否めません。実はシャーロットのところが一番面白かったのですけどね。 キャラクターは終盤のセシリーにいまいち好感をもてませんでした。自分が正しいと思い込んで、相応の実力も根拠もないのに相手にもそれを要求する自分勝手な子になっていましたね。 「獣の奏者エリン」 ストーリー:5 キャラクター性:4 画:4 演出:4 音楽:5 総合的な評価:5 総合点:27 通年ものなのに今期終了作品では一番面白かったですね。ちゃんと考えて作られた作品という感じがします。概ね楽しめたのですが、演出が多少過剰なところもありました。ソヨンの死は確かに重要ですが、最終回までに何度出てきたのでしょう。ちょっと食傷気味です。 ただ、いろいろと細かい配慮が感じられるいい作品ですね。ヌックとモックのうようなアニメオリジナルキャラもいい味を出しています。イアルとエリンのエピ ソードも原作に比べて大幅に追加されているようです。アニメにしたときのメディアの違いをしっかり把握して作品作りをしているのが見えて非常によかったで す。 音楽面では初期OPが大好きですし、夜明けの鳥もいいですね。 その4へ続きます。
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